僕がIELTSライティング6.5 をとった勉強法

英語上達サポート

皆さんこんにちは。そういちです。
今回は、ライティングの上達について記事を書こうと思います。
高校ではあまりライティングが重点的に教えられる事はなく、どうやって変えていいかわからないと言う方も多いですよね。そんな方にざっくりとライティングのコツまた練習方法を紹介したいと思います。

この記事でわかること
✅ざっくりとライティングの基本がわかる
✅ライティングの勉強がわかる
✅アイエルツライティング6.5の基準がわかる

大きく3つのポイントを紹介したいと思います。

ライティングの型を覚える

英語で文章を書くと言う事は、英語の言語体系に則ってライティングを書いていく必要があります。

つまり日本語と同じように作文を書いているように書くのではスコアアップは望めません。

では、日本語と英語ライティングの1番の違いは何でしょうか。

一言で言うと英語は大事なことから始めて理由を後から持ってくると言うことです。
英語のアカデミックライティングにおいて大事な考え方にPREPと言うものがあります。
Pはpoint (要点) RはReason(理由)、Eはexample (例)Pはpoint(要点)です。
つまり英語では初めに大事なことを言ってから次に理由を説明します。そして余裕があればその具体例を説明してから再度何を言っているのかをまとめます。
この英語の構成はIELTSであっても英検であっても論文であっても変わりません。はじめに大事なことを言ってからその理由を後から補足していくと言うのは英語独特の構成です。
対して日本語は先に主語が来てから後から述語がつきます言い方を変えれば事前情報や背景情報を先に言ってから大事なことを後から付け足す言語体系ともいえます。

余談ですが、ある学者が日本語と英語の違いを視覚的に表すと、英語は直線的、日本語は渦巻き形になると言っていました。
英語は結論から理由までまっすぐ通つながっていますが、対して日本語は補足情報が入ったり事前の確認事項が入ったりしてどこが結論かわからないという点で渦巻き型だと言います。
日本での会議を想像してみるとよくわかりますね。もちろんどちらの言語体系が優れていると言うわけではなく、例えば日本語の言語体系は情緒的な表現を生みやすいと言う点もあります。

なのでIELTSではPREPに則って、イントロダクションで結論を先に書き、簡単な理由を述べる。そしてボディー1では結論を述べ理由を書く。同じようにボディー2で理由を述べその理由と具体例を書く。そして最後に一言でまとめる。という構成を頭に入れておくことが重要です。

Intro まとめ、理由を簡単に説明する

Body1 理由1、その理由と具体例、まとめ

Body2 理由2、その理由と具体例、まとめ

conclusion まとめ


どんな時にもこの構成を頭に入れておくことがとても重要です。

このPREPの法則はライティングだけでなくスピーキングなどにも役立ってきます。

自然なセンテンスのストックを作っておく

2つ目に重要なポイントとしてその場で文章を組み立てるのではなくアカデミックライティング用のセンテンスを元からストックしておくということがとても大切になると思います。

その場その場で単語を組み立て文章を作る方が多いですが、それだと簡単な文章になってしまったり文法ミスが起きやすかったりします。元から練習の中などでセンテンスをストックしておけば、文法のミスがなく綺麗な英文が作れるようになります。
考えてみれば、僕たちも日本語で作文を書くときなど文法を考えながら文章を単語から組み立てるのではなくて本があるセンテンスをつないで文章を作っていますよね。
それと同じように、普段から練習の中できれいな英語のセンテンスを蓄積しておくことが非常に重要です。以下はその例です。

There is a controversy over whether a or b (A or Bと言うことに関して議論がある)

It can be seen that A skyrocketed… (急激な上昇が見られた)

またマンチェスタフレーズバンクというサイトでもきれいなセンテンスを学ぶことができます。このサイトの中ではイントロダクションやボディごとで使うセンテンスがまとめられているのでオススメです。

Introducing work

自分の中でセンテンスを増やすにはやはりたくさんライティングを書くことが重要になります。ライティングを書いて学校の先生に検索してもらったりすることもライティング上達の近道です。

パラフレーズをする(言い換え表現をする)

最後のポイントが同じ表現を繰り返さない(パラフレーズをする)です。
どのアカデミックライティングにおいてもなるべく多様な表現をすることが大切です。

問題文と同じことを繰り返しているだけではスコアが下がってしまいます。
例えば以下のような問題があった時、答え方として何通りかあります。
Is it acceptable to keep animals in zoos?

(動物園の中に動物を入れておく事は容認できるか?)

It is not acceptable to keep animals in zoos.

Keeping animals in zoos is not acceptable

We shouldn’t keep animals in zoos.

基本的なパラフレーズの方法としては、動詞を変えること、文の構成を変えることの2つです。
動詞がhave to となっているときはmust にしたり、通常文を受け身に変形させることでパラフレーズをすることができます。

このように、今回は主に3点、英文の構成の基礎を確認する、自然な英文法のストックを作っておく、パラフレーズをするという3点を解説しました。

ですがやはり日々の勉強が1番の近道です。勉強頑張ってください!ではまた。

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