
お久しぶりです、そういちです!12月になり、学期が終わり時間ができたので、ロンドンの冬を楽しんでいます。
そこまで日本と気温は変わらないようですが、なんでこんなに寒く感じるのだろう、夏が恋しいです。
ということで今回はインタビューシリーズ第4弾初のアメリカ大学生Kさんにお話を聞いていきました!
Kさんのプロフィール
経歴:都内インターナショナルスクール→私立S中高一貫校→Upenn (ペンシルベニア大学)ウォートン校
学年:2年
興味分野:映画、ゲーム、CS
筆者との出会い:高校の友人
最近の話
ー久しぶり!最近の調子はどうですか?
彼女ができ、コロナが終わりさまざまな行事も行われているため、アメリカ生活を満喫しています!
最近では彼女の家にお邪魔しました。初めてのThanksgivingだったのですが、大きい七面鳥がでてきて驚きました!
僕は昔から猫アレルギーの心配があったのですが、彼女の家に行ったところ猫7犬2匹にお出迎えしてもらいしっかりアレルギー反応で鼻水を出したまま両親に挨拶することになりました笑
ー盛りだくさんの年末だね、羨ましいぞ。。では早速インタビューをしていきます!
バックグラウンドについて
ーまずはバックグラウンドについて教えてください。
東京で生まれ育ちました。英語に関しては、幼稚園の頃からとても興味があり、幼稚園であった英語の授業に興味津々だったことを記憶しています。
小学校はインター校に通っていました。その後中高一貫校に入り、カルチャーのギャップはあるもののなんとか適応しました。高校ではバスケ部に入り、キャプテンとして部活に明け暮れる毎日でした。
ーそうなんだ!高校はインターではなく日本語で授業が行われる高校だったんですね。
はい。基本は日本語で授業が行われていて、英語コースでのみネイティブの先生が教えてくれるクラスを受講していました。
ー学校以外では何かしていたんですか?
部活以外では高校のプログラムでタイやカンボジアでボランティア活動などをしていました。
そこで生活する中で、均一ではない環境、英語で話せる環境など色々な人生経験ができる海外にいきたいと思うようになりました。(このまま日本にいても普通の人生になりそうだなと思ったことも関係しています)
受験に関して
ー留学のきっかけはなんでしたか?日本の大学と迷ったりしませんでしたか?
なかったです。前の質問とも少し重複するのですが普通の大学生活を送るより予測できない大学生活、ワクワクできる大学生活を送りたいと思いました。また、受験勉強でその人を図るのはもったいないと思っています。特にテストのスコアで決められるのが。人間的魅力みたいなものは受験勉強だとなかなか計りにくいと思います。
ーまあどちらのシステムにも良いところ、悪いところはあるよね〜、国はどうやって決目ましたか?
元々はカナダホームステイの経験もありカナダにいきたいと考えていたのですが、高校の時、カンボジアでメンターからアドバイスをもらいアメリカに変えました。思ったよりも準備がうまくいきテストのスコア、学校の成績がよかったのでもう少し上を目指せると言われたので。笑
ーそうなんだね!受験はどのように準備しましたか?
海外に向けて学校の成績をオール5に保ち、課外活動を真剣に取り組み、英語スコアは塾に行きながら基本的には自分で勉強していました。エッセイは塾で添削しながら整えました。
結果として、第一志望であるUpennから早期出願の時点では合格をもらうことができず落ち込みましたが普通出願で合格をもらうことができました。
ー本当にすごいね!逆にKには難しかったところや悔しかった経験ってないの?
高校時、バスケ部の最終学年で思うようなプレーができず、キャプテンとして悔しい思いをしました。試合でも考えれば考えるほどプレーがうまくいかない時期もあり、そのまま引退になってしまったことが唯一心残りです。
ーふむふむ
大学生活に関して
ー大学ではどんなことを勉強していますか?
ビジネス専攻でビジネスについての色々な側面を学んでいます。
ー調べてみたらペンシルベニア大学のウォートン校はビジネス分野に置いて世界で一番の大学らしいね!カックイイ
そうなんですよ!イーロンマスクもUpennのビジネス専攻だったらしいです。
講演会にもペプシのCEOなど有名な人が来ています。(僕は行っていないですけど)
ー行けよ!笑
ー友達はできた?
今のルームメイト(三人)がインド人なのですがとても仲がいいです。
ルームメイトと去年一緒に生活していたのでそこから仲良くなりました。
くだらないことを話したりパーティに一緒に行ったりしています。
ーお、そういえば彼女とはどうやって出逢ったのですか?
学校のパーティで。可愛かったので声をかけインスタを交換したのが始まりです。
その後やりとりをし、デート重ね付き合いました。
ー行動派ですね〜、でもやっぱり文化も違うし戸惑うこともある?
最初のころはアメリカ式の、オープンな会話に戸惑いました。
日本では苦労や悩みを隠しがちなのに対してアメリカではオープンに悩みを相談し合うので、そこの部分で最初苦労しましたが、今ではそれに慣れ会話の重要性に気づきました。
例えば、夏休み遠距離になることを不安に思っていたことを、オープンに話したことで一緒に乗り越えようと二人で頑張ろうという結論に至ることができました。最近では、自分からも彼女に聞くようになったり、心を開けるようになりました。
ー確かにKは自分から苦労はあまり語らないタイプだったからね!変わりましたね
ー留学で出会い欲しい人へのアドバイスがあれば!
外へ出よう!!パーティに行けば出会いはたくさんあります。失敗を恐れないことが大切です。
ー説得力がありますね。
ー学業に関して。英語に関して難しさを感じたりしますか?
聞く読むは問題ないですが、話すのがやっぱり難しいです。書くことに関しても、時間を使うことができるぶん話すことよりは難しく感じないです。
ーたとえばどんな時に?
授業でディベートがあった時に言おうと思っても、完璧に言おうとしてしまったり、伝わらなかったりしたらやだなとビビり、時間がなくなったりしてしまうことがあるんですよね、、
そんな時に自信がなくなってしまうことがあります。
ーバランス感覚って大事ですよね。
アメリカに来てみて感じるよかったこと
ーアメリカに来てみて感じるよかったことを教えてください。
2つあります。
わがまま、自分勝手になれたことです。人と変わりたいなと思う気持ちが強くなりました。
面白そうだとおもってきた大学でも蓋を開けてみると特にビジネス先行の学生はコンサル、金融をしぼうする学生が多く一辺倒に感じました。そんな中で僕は特異でありたいと思いました。
また、同時に人と変わっていきたいという理由だけでは情熱は続いていかないと思っています。
人と変わりたいと思う中でも今は自分ベースでの情熱を追い求めていく大切さに気づきつつあります。
2個目は大学に来てからいい意味で自分の普遍さを受け入れることができました。
今までは人より自分が少しできているという風に感じていましたが、大学に入り成績があまり振るわなかったこともあり、上には上がいるということを知りました。
同時に、成績だけではないと思えるようになりました。GPAだけを気にするよりも、純粋な面白さベースで考えるようになりました。(悪く言えば自分の嫌なことをやらない)
ー成績をきにしているひとは多いですか?
大学は就職へのルートとしても考えられている分、シビアになっている人は多いと思います。特にインドなんかは。
ー鬱になる人も多いですよね。
本当に。CS学部(コンピュータサイエンス)だとはげ初めている人や白髪が出てくる人もいるらしいです。
ーあらら、、
将来の目標
ー将来の目標はありますか?
仕事的な目標はありません笑
ただ、モットーとして、お金や地位に囚われずワクワク、幸せベースで仕事をしていたいです。
お金に関しての欲はあまりないです。結局いやいや仕事をしても続かないとわかっているので。
また、幅を広げるいう意味でも失敗してみたいという気持ちもあります。
ー生きていればなんとかなるという気持ちですね、では最後に一言、海外大学を目指す人に一言。
留学してよかったと思っています。メリットは必ずあるので心配しないでください。
人間としても成長できるところは必ずあると思います。
大学はどうであれそこの環境、経験に意味があります。
ー就活のための履歴書ではなく人生のり歴史書を充実させていくことですね!(うまく締めたつもり)
この記事を書いた筆者 イギリスで大学生をしているそういちです。日本の高校を卒業後、国内大学との併願受験を経てキングスカレッジロンドンで哲学、政治経済を勉強しています。 イギリス大学生活、英語学習、政治経済を発信しています。座右の銘はのんびり。 →詳しいプロフィール
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