オミクロン陽性者が語る隔離生活の実態 [無症状]

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こんにちは。普段イギリスで大学生をしているそういちです。

実は帰国後、コロナに感染してしまい、病院で隔離をしていました。

まさか自分が1400万人のうち数十人の一人になってしまうとは、、宝くじでいうと2等が当たるくらいらしいです。本来なら隔離を終了し家族でのんびり日本をエンジョイ、、するはずが14日間一人でアパホテルと病院で一人寂しく過ごすことになりました。

この経験を単なる不幸話とするのはなんだかもったいような気がするのでブログに昇華させることに決めました。

隔離になった背景

まずは陽性になってしまった背景を説明するところから。

イギリスからの帰国者で義務化されていた3日目、6日目のPCR検査で6日目まではどちらも結果が陰性となっていました。

しかしホテルの空き状況の問題など制度上の都合で7日目に別のホテルに移動することになり、ついでにPCRをやったところ、その結果が陽性になってしまったのです。幸い、無症状で何も体調には問題はありませんでした。

予測では高い確率で飛行機内で感染したと考えられます。(同じ便にオミクロン感染者がいたとの連絡を受けていたので)

ということで時系列順に振り返ってみたいと思います。

Day0

移動中の車内の写真です。自衛隊中央病院へ。非日常感の中、車で揺られながら、これから始まる憂鬱な病院生活を想像していました

Day1

病院内の様子です。個室での生活です。

基本的にはベッドと机がありそこで過ごしていました。

シャワーは朝9時から夕方5時までの間に浴びることができ、起床と就寝の時間は6時と22時と健康的な時間に設定されています。

1日に2回、検温の時間があるので半強制的に小学生並みの健康的な生活を送ることになりました。

1日のスケジュールです

看護師さんが部屋に入るとき感染防止のため宇宙服のようなものを着てくるせいで自分が宇宙人になったような錯覚に陥りました。

また、流石に一人で1日中ベッドで過ごすのは辛く、また気晴らしのためにも腹筋ローラーやチューブを持っていき、筋トレをしていました。

そのほかにもバーピーという、腕立て伏せとジャンプを組み合わせた全身運動のメニューをスタミナ維持のために毎日タイムを図りながらしていました。

Day2

2日目の朝も体調に変化はなし。咳も喉の痛みもなく健康です。

CTスキャン、検温、酸素測定と採血を受けました。

採血に関しては、人生初めての経験で、個人的に注射が世界で一番嫌いなので(どれくらい嫌いかというと予防注射で隣の小学生にバカにされるくらい)倒れそうになりました。担当してくれたお医者さんが地面に置いてあった筋トレのセットを見て「君筋トレしてるのにこのくらいで痛いのかい」と小馬鹿にされ答えようとしましたが注射の恐怖で何も言葉を発することができませんでした。

うまく言えないですがこういった注射系のものは痛みより行為そのものに恐怖を感じるんですよね、、

強くなりたいと思います。

Day3

3日目も体調に変化なし。こんなに元気なのだから早くPCRをやりたい..と思うも受けられるのは陽性になってから6日後ということでまだ戦いは続きます。塾講師としてオンラインで指導しているのですが初めて病院から授業をしました。生徒さんがびっくりしていました。

007を鑑賞。やっぱりショーンコネリーはかっこいい。

窓の外の景色。アパホテルと違い窓を開けることはできませんでしたが窓の外の景色はとても綺麗でした。朝焼けと夕焼け。

Day4

4日目。体調に変化はなし。明日はついにPCRなのでドキドキ。

病院のご飯は量こそ足りないもののとても美味しかったです。そりゃイギリスに比べたら美味しいか。

プロテインの粉ももしっかり持参したのでおやつがわりにのんでいました。

ボート部のノルマで1日にとるプロテインの量が決まっているのですが運動量、栄養ともに病院だと不足してしまうので終わったら思う存分運動するぞ!と思っていました。

Day5

体調万全。そして検査結果…

無事陰性でした!!とても嬉しかったです。やっと長かった隔離生活を終え家に戻ることができました。

本当に病院の医療従事者の方、特にご飯を持ってきてくださったり検温をしてくださった看護師さんに感謝です。

おまけ

退院の翌日に食べたおせち。日本に帰ってきて良かったと思った瞬間でした。

この記事を書いた筆者

イギリスで大学生をしているそういちです。日本の高校を卒業後、国内大学との併願受験を経てキングスカレッジロンドンで哲学、政治経済を勉強しています。 イギリス大学生活、英語学習、政治経済を発信しています。座右の銘はのんびり。 →詳しいプロフィール

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