公立校からのイギリス進学!vol.1 (KCL IR専攻 Rさん)[イギリス留学]

大学生インタビュー

今回は記念すべきインタビュー記事第一弾ということで、キングスでの数少ない純ジャパの同期Rに話を聞きました。

Rさんのプロフィール

経歴:公立K高→KCL

学年:学部1年 (24卒)

興味分野:国際政治、貿易協定、ウィンタースポーツ全般

筆者との出会い:KCL数少ない同期です。

バックグラウンドについて

ー簡単にバックグラウンドについて教えてください。

北海道生まれ、埼玉育ち。

小学校から高校まで公立に通っていて、留学経験、英語塾、インターなどの経験はありませんでした。高校2年の夏から受験のための学校の勉強以外での英語の勉強を始めました。至って普通の高校生でした。

ー公立の星ですね。受験生の参考になりそう!

受験に関して

ーイギリス進学に関して聞きたいと思います。留学へのきっかけがあれば教えてください。

もともと人と話すのが好きで、留学に興味があった中、国際交流会などに参加し海外大学進学という進路を知りました。決定的だったのはハーバードの研修がきっかけです。

ーお、詳しく教えてください。

埼玉県では公立高校から40人を選抜し日本でのクリティカルシンキングセミナーを経てアメリカのハーバード大学とMITで現地の授業を受けるなどの研修をさせるグローバルリーダー育成プロジェクトというものがありました。そこで過ごした日々がとても刺激的だったことが1番のキッカケになりました。

これまで日本で受けてきた教育とは異なり、自由に手を挙げて発言する様子、また日々を自律的に過ごすハーバード大生の姿を見て、自分もそうなりたいと思いました。

ー豪華ですね!短期留学の経験は大きなモチベーションにつながりますよね!

ー留学先としてイギリスを選んだ理由は?

1つは学費の面で、アメリカよりも安く行けるので決めました。あとは、自分の中である程度興味分野が決まっていたので、専門性のある学びができるイギリスに惹かれました。

ーなるほど。もう少し詳しく聞くと、イギリスの中でなぜキングスを選択したのですか?

本当は他の大学が第一志望でキングスはチャレンジ校だったのでそこまで考えてませんでした。笑

受かった時は、ネームバリュー、ロンドンのロケーション、教育水準の高さで決めました。

ーGPAなども関係しますもんね。もともと公立高校だったという事でしたが、英語はどのように勉強しましたか?

高二の夏に高校レベルの単語と文法(教科書)を網羅し、それを繰り返し復習しました。そこで基礎を固めたのち、6min Englishを聞いたり、ハロートークに登録したり、週1で国際交流パーティに行き、実際の英語力を高めました。リーディングは英字新聞のalphaというものを毎日1時間読むようにしていました。高校では英語の偏差値は70を切る事はありませんでした。

ーすごい、独自の勉強法を編み出していますね。

実際に僕も6min englishを使用していました↓

イギリス生活に関して

ー大学の勉強はどうですか?

楽ではないけど楽しいです。英語の難しさはありますが、周りの生徒のモチベーションも高いのでやる気も上がります。また、暗記ではなく自分の考えを要求されることが、とても自分のためになると感じています。

ー生活の方は?

毎日発見があります。友達も恥ずかしがらずに声をかけたりすればすぐに作れます。

ーイギリスに来てみて感じるよかったことは?

思った以上に就活が有利になりそうだなと感じたことが一つです。

海外大専門のポストや、就活の道があることを知りました。学部が専門性がある分、その分野に関係する仕事につきやすいというメリットがあります。

また、これまで地元のコミニュティしか繋がりがなかったのが、世界中にコミニュティが広がり、さまざまな話が聞けるようになったことも良かったことだと思います。

最後に、英語で深く考えられるようになりました。専門性のある内容を自分の言葉で伝えられるようになった事は成長だと思います。

将来に関して

ー将来の目標やキャリアプランはある?

はっきりとは決まっていませんが、まずは親から借りているお金、奨学金を返すこと。

ゆくゆくは外務省、JETROなどの外交分野で日本のまだ海外に知られていない魅力を海外に売り込んでいきたいです。

ー夢が壮大ですね!

最後にメッセージ

最後に海外大学に進学しようと思っている方達に向けて一言!

留学するとき、特に僕のように全く海外に縁のない普通の高校生は特に、周りからの反対意見はあると思います。自分も色々な人に止められました。笑

しかし結果的に来て大正解だった思います。

お金に関しても奨学金など借りる方法はいくらでもあるのでなんとかなります。

英語を話せなかったとしても大事なのは話す内容、学びたいと思う気持ちです。

仮にミスをしたとしてもやり直すことができます。恐れずに、本気で挑戦してみるといいと思います。

ー本当にありがとうございました!これからも頑張ろう!

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